朗読と「声のドラマ」
近代日本文学の先駆者・坪内逍遙は美濃加茂が生誕地です。 美濃加茂市では1994年度から坪内逍遙大賞を設け、 逍遙の精神を引き継ぎ演劇界で大きな貢献のあった人に賞をおくっています。 逍遙は「朗読」を一つの芸術として確立したことでも知られていますが、 第3回の受賞者に加藤道子さんが選ばれ、これをきっかけにして朗読を学ぼうとする人たち、関心をもつ人たちが増えてきました。 1999年にみのかも「声のドラマ」の会が発足、美しい日本語を知り、それを表現し人に伝えることを学び、活動しています。
放送表現教育センター(東京・世田谷区)の講師陣を迎えた朗読講座、その成果を発表するフェスティバルを開催するほか、 定期的な「森の朗読会」(毎月第3土曜日、みのかも文化の森)や、自主的な発表活動を各地で行うようになりました。 活動をとおして、朗読の輪が少しづつ広がっています。
朗読と「声のドラマ」の活動の紹介