登録データ |
予定日: |
2018年 10月 26日 |
予定時間: |
09時 00分 〜 17時 00分 |
行事名: |
中村 裕太|日本ラインの石、岐阜チョウの道 |
場 所: |
企画展示室・美術工芸展示室・自然観察の森 |
内 容: |
美濃加茂市民ミュージアムでは毎年「芸術と自然」をテーマに、現代美術家によるレジデンスプログラムを開催しています。今年度は京都在住の美術家・中村裕太(1983-)を紹介します。 本展では、この地にまつわる2つのストーリーラインが設定されています。ひとつは、1913年に地理学者の志賀重昴(1863-1927)が木曽川に来訪し、「木曽川岸、犬山は全く(ドイツの)ラインの風景そのままなり」と手紙に記したことをきっかけに「日本ライン」と呼称されたこと、もうひとつは1883年に昆虫学者の名和靖(1857-1926)が下呂市金山町で新種のチョウを発見し、後に「岐阜蝶」と命名されたことです。この二つのエピソードを手がかりに、木曽川流域で「石」と「チョウ」を観察することから制作を始めました。 中村は、自らの手で集めた物品や資料を探究しようとする視点と、石やチョウが見ている世界を想像しようとする視点を持ち合わせています。そうした視点をもとに木曽川の自然や暮らしを所蔵資料とともに再構成しようとする制作方法は、博物館という装置に新たな視座を与える試みでもあります。作家の美濃加茂での足跡を辿るように、展示室から森へと道のりが続いていきます。 ●会 期 9月22日(土)〜10月28日(日) ●観覧料 無料 |
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