登録データ    
予定日:   2019年 7月 30日
予定時間:   09時 00分 〜 17時 00分
 行事名:   日本の博物館は岐阜から −博物館の父・棚橋源太郎と岐阜ゆかりの人々−
 場 所:   企画展示室【9月3日(火)〜美術工芸展示室】
 内 容:    2019年は国際博物館会議(通称ICOM)の名誉会員であった棚橋源太郎の生誕150年の節目の年になります。
  今回の展覧会では、岐阜県生まれの棚橋源太郎(たなはしげんたろう/1869-1961)と彼と交流のあった岐阜ゆかりの人々を紹介します。「わが国博物館育ての親」と呼ばれる棚橋源太郎は、岐阜県師範学校卒業後、理科教育に力を注ぎます。その後1906年東京師範学校付属東京教育博物館の館長となり、博物館事業に携わり海外の博物館への留学、赤十字博物館館長(1942年〜1946年)などを歴任しました。学びの場として、博物館は人々の幅広い、そして深い学びへの願いに応えることが求められる。一方で過去から受け継がれてきた財産を、後世に伝え、遺していくことも考えなければなりません。
  博物館がこれまで役割とされてきた資料を集めたり調査したりする活動とともに、「いまの時代、博物館はどうあるべきか」「博物館の果たす役割は何か」ということも過去の実践や研究から考える必要があります。
  明治、大正、昭和の時代を生きた棚橋源太郎。彼が目指していた博物館の姿、人々との交流から、私たちにとっての学び続ける生き方、博物館の在り方を考えていく機会となれば幸いです。
 
 ●会 期 7月20日(土)〜9月8日(日)
 【会期中の休館日】7月22日、29日、8月5日、13日、19日、26日、9月2日
 ●観覧料 無料