美濃加茂市の指定文化財
ネコギギ(ねこぎぎ)

区分: | 国記念物(種指定) |
種別・種目: | 特別天然記念物 |
時代: | |
大きさ: | 体長約12㎝ |
所在地: | 川浦川流域 |
所有者(管理者): | 地域を定めず |
指定年月日: | 1977年(昭和52年7月2日) |
解説
ネコギギはナマズ目ギギ科に属する純淡水魚であり、クロザスとも呼ばれる日本の固有種です。体色はやや黄味を帯びた茶褐色で、幼魚では暗色斑がみられます。背びれと胸びれには棘があるのが特徴です。流れが穏やかな岸辺の石や岩の下にすみ、おもに夜に餌を求めてゆっくりと動き回ります。分布域は愛知、岐阜、三重県の伊勢湾、三河湾に注ぐ清流の中流域に分布します。
一時は絶滅に瀕していましたが、各地での保護活動や生育環境の改善に伴い現在は増加傾向にあります。市内の川浦川では生息調査研究と保護増殖活動が進められ、全国的に知られるようになりました。
一時は絶滅に瀕していましたが、各地での保護活動や生育環境の改善に伴い現在は増加傾向にあります。市内の川浦川では生息調査研究と保護増殖活動が進められ、全国的に知られるようになりました。