美濃加茂市の指定文化財
大般若経写経本(だいはんにゃきょうしゃほん)
区分: | 市指定有形文化財 |
種別・種目: | 典籍 |
時代: | 南北朝時代 |
大きさ: | 少数の補写転入したものを除き一定の形(一巻の大きさ、縦26.5㎝、横10㎝) |
所在地: | 加茂野町市橋 |
所有者(管理者): | 法幢寺 |
指定年月日: | 1981年(昭和56年7月13日) |
解説
大般若経写経本は江戸時代と思われる2、3の補写・転入を除き、南北朝時代(延文末年から貞治2年ごろ)の写経になる手書き600巻がすべて揃った経典です。遠江国浜名大谷郷の高栖庵から移管されたもので、高栖庵の弘脱ほか少数の大谷郷の村人たちによって書写されたことがわかります。