活動風景紹介
総合 「まゆの家で食事をしよう」
○活動内容
まゆの家にある「くど」にあるかまどを使って、水の量を手で
量ったり、薪をくべて火加減を見たり、家ではできない体験を
しながら、おいしいご飯を炊くことができます。出来上がった
ご飯でおにぎり、お寿司、五平餅を作ったり、もち米を炊い
て、餅つきなどの活動ができます。
昔の道具を使う体験とともに、仲間と協力して、調理活動をし
ます。

○H30年度実施校
「かまどでごはん」(おにぎり作り)
4/18 伊深小えがお、4/26 蜂屋小ひまわり・たんぽぽ
「朴葉寿司づくり」5/22 伊深小5年生
「五平餅づくり」6/26 古井小おおぞら

「かまどでごはん」:お釜で炊いたご飯は、
炊飯器とは違う味わいがあります。炊きたて
ほかほかご飯を仲間と楽しみながら、おにぎ
りにしていきます。日ごろは少食な児童も、
この活動では、びっくりするくらい食べてし
まうのだとか。かまどの準備、おにぎり作
り、片付けまで、仲間の協力しながら自分の
役割を果たすねらいのもと、生活単元や自立
活動などで行ったりします。(写真:ご飯の
炊き具合を、火吹き竹を使って音を聞いて見
極めます。)


「朴葉寿司づくり」:文化の森にある朴の木
が美しい緑色で覆われた5月に、 新鮮な葉
を使って、朴葉寿司を作りました。食べたこ
とはあっても、実際に作ってみるのは初め
て。手にとってみると、丈夫でしなやか、水
をはじく性質があり、食品を乗せたり、包ん
だりすることに朴の葉が適しているが分かり
ます。お釜で炊いたご飯を酢飯に仕上げ、好
きな具材を乗せて包みました。もともとは、
農家が米作りの合間に田んぼや畑で食べられ
るようにと作られた朴葉寿司。郷土料理の意
味を知るとともに、旬のものをいただくこと
のすばらしさも味わいました。


「五平餅作り」:最近ブームとなっている、
この地方の郷土料理、五平餅。お釜で炊いた
ご飯をすりこ木でつぶし、割り箸につけて、
耐火レンガを組んで焼いたり、たれを作って
つけたりと、おいしい五平餅をいただくに
は、たくさんの工程があります。こちらも、
生活単元・自立活動などで行ったり、また、
5年生社会科:「米作りの一年」の学習で、
自分たちが作ったお米を調理したりする活動
としても実施しています。