活動風景紹介
5年生 社会科「わたしたちの生活と食料生産」 総合「稲を育てる」①
○活動内容
 学校での米作りの体験学習と関連して行う活動です。機械化
される以前の米作りに使われていた道具に触れてみたり、実際
に使われていた方のお話を聞いたりすることで、当時の人々の
米作りへの思いや工夫を感じることができる活動です。
 また、古代米についても学習し、大陸から米作りが伝わった
時代についてイメージすることで、6年生の歴史学習へとつな
げることができます。

○H30年度実施校
 5/8 山之上小5年生、5/9 三和小5・6年生、5/22 伊深小
5年生、9/11 三和小5・6年生、1/18 山之上小5年生

米作りに使われた古い道具を見て、その形や
仕組みに注目しながら、どの道具がどの場面
でどのように使われていたのか考えます。予
想を立てたら、実際に道具を使ってみえたボ
ランティアの先生から実演をまじえた使い方
の説明を聞き、昔の人がすべての作業を手作
業で、多くの手間をかけて米作りをしていた
ことについて理解を深めます。


千歯こき・足踏み脱穀機、唐箕など、収穫後
に使った道具を体験することができます。実
際に使ってみることで、それぞれの道具の仕
組みを知り、道具に込められた昔の人の思い
や知恵に気付くことができます。


地域の生活に関わる資料や道具が展示されて
いる民具展示館では、もみすり臼や金通し
(万石)、米俵など、体験では使用できな
かった米作りに関わる道具についても見学す
ることができます。


考古担当学芸員と一緒に、古代米についての
学習をすることもできます。日本で米作りが
はじまったころの衣装(貫頭衣)や道具(石
包丁)に触れ、当時の生活の様子を想像した
り、古代米と現代の米を比較し、その違いに
ついて考えたりします。
 米作りが大昔から続いてきたことを知り、
6年生での歴史学習への興味へとつなげるこ
とができます。