活動風景紹介
6年生 社会科「縄文のむらから古墳のくにへ」
〇内容
 文化の森の常設展示室には、美濃加茂市内や近隣市町村の遺
跡から出土した遺物(土器や石器など)を展示しています。
 教科書に載っている遺跡や遺物が自分たちの住むまちにも存
在することを知り、歴史を身近に感じることができると同時に
に、本物の遺物をじっくりと観察したり、触れてみたりするこ
とで、歴史学習への関心を高めることができる学習です。

〇R2年度実施校
 ※今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、日付や
時間を分けて1クラスずつ来館するなど、分散して活動してい
ます。
 7/21 下米田小6年生、9/8 蜂屋小6年1組、
9/9 蜂屋小6年2組、 9/10 加茂野小6年生、
10/7 伊深小6年生、 10/16 山之上小6年生
10/23 郡上市立三城小6年生

常設展示室での学習です。
縄文土器と弥生土器を比較し、その違いに着
目することで、当時の人々の暮らしの様子を
想像します。
また、教科書の遺物と展示室の遺物を照らし
合わせてみることで、歴史は自分たちの身近
に存在していることを感じることができま
す。


土器片の観察です。
例年は土器片を直に手に取って観察をしてい
ますが、今年度は新型コロナウイルス感染症
対策のため、消毒可能な透明なケースを用意
しました。
土器片に手で触れることはできませんが、中
の透明フィルムにより、模様がはっきり見え
るようになり、観察しやすくなりました。


文化の森の敷地内にある、尾崎遺跡の住居跡
の見学です。
竪穴式住居が地面を掘り下げて作られている
ことやその大きさを知り、柱の跡や炭の跡を
見ることで、当時の人々の暮らしの様子を想
像することができます。
また、住居跡の周囲を散策し、遺物を探すこ
ともできます。


陶芸用粘土を使った縄文土器作りです。
常設展示室で観察した本物の縄文土器の形や
模様、厚みを思い出しながら、より本物の土
器に近い作品となることを目指します。
作ってみることで、より深く土器を観察する
ことにつながり、また、当時の人々がどのよ
うにして土器を作っていたのかを考えること
もできます。