活動風景紹介
6年生 社会科「縄文のむらから古墳のくにへ」
〇内容
 文化の森の常設展示室には、美濃加茂市内や近隣市町村の遺
跡から出土した遺物(土器や石器など)を展示しています。教
科書に載っている遺跡や遺物が自分たちの住むまちにも存在す
ることを知り、歴史を身近に感じることができると同時に、本
物の遺物をじっくりと観察したり、触れてみたりすることで、
歴史学習への関心を高めることができる学習です。

〇R4年度実施校
 ※今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、日付や
時間を分けて1クラスずつ来館するなど、
分散して活動しています。
 6/9 加茂野小6年1組・2組
 6/10 加茂野小6年3組
 7/5 下米田小6年生
 7/6 太田小6年3組
 7/7 太田小6年1組・2組

 常設展示室での学習です。
 展示されている土器は美濃加茂市内から出
土していることを知り、歴史は自分たちの身
近にも存在していることを感じることができ
ます。本物の土器を近くでじっくり観察する
ことで、土器の大きさや質感、内側の様子な
ど、教科書の写真では気付かなかった新しい
発見があります。
 この日の学習では、考古担当学芸員の指導
のもと、本物の土器に触れ、厚みや手触りの
違いを確かめることもできました。


 土器片の観察です。新型コロナウイルス感
染症対策のため、消毒可能な透明なケースを
使用しています。縄文土器・弥生土器・須恵
器の土器片を比較し、表面の模様や厚みの違
いを調べます。


 文化の森の敷地内にある、尾崎遺跡の住居
跡の見学です。
 竪穴住居が地面を掘り下げて作られている
ことや、その大きさ、柱の跡など、実物を見
るからこそ気付けることがたくさんありま
す。
 森の中には同様の住居跡が130以上もみ
つかっていることから、当時の人々がどのよ
うな場所を好んで暮らしていたのかについて
思いをめぐらせることもできます。天気がよ
ければ、遺跡周辺で遺物探しを行うことも可
能です。


 復元衣装の観察です。縄文時代から古墳時
代までの人々が身に付けていたのではないか
と考えられる衣装やアクセサリーを見て、当
時の様子を想像します。
 ※本来は衣装の試着体験もできますが、現
在は新型コロナウイルス感染症対策のため、
観察のみとしています。