美濃加茂事典
アジメドジョウ(あじめどじょう)
 体長10cmほどの清流にすむドジョウで、中部地方と北陸地方、近畿地方の一部にしか生息していない。体中央部から背側にかけての斑紋は様々変異が多い種類。流れのある岩場に付着している藻類を食べるため、口唇が厚く半月状となっている。多くの河川で見られたと思われるが、美濃加茂市では川浦川にわずかに見られるだけとなった。河川に湧水の出るような場所がないと越冬、産卵できない。河川改修工事等で生息環境は悪化している。日本固有種。
【図書資料】№2777『清流に棲む夜行性の魚ネコギギの生活史』、
№3501『市民のための美濃加茂の歴史』、№7788『川浦川の生きものたち(美濃加茂ふるさとファイル№8)』
【動物図鑑】№678,679,683,784,786,787,788,789,956
【展示情報】企画展2011「おどろき はっけん みのかもの自然展」写真
企画展2017夏の展覧会「このあたりの自然‐生物多様性調査からみえてきたこと」