美濃加茂事典
雑煮(ぞうに)
 年の暮れに搗いた餅で正月は必ず雑煮を食べる。鰹でとっただし汁をしょうゆで味付けし、餅菜と四角の餅を入れて煮、食べるとき、鰹節をかける。砂糖をかける人もいる。時代が変わっても、このシンプルなお雑煮は地域で食べられ続けている。元旦に食べる雑煮は、その家の主人(男)が作る慣わしがあった。
【基本図書】『市史/民俗編』p100,258
【図書資料】 №703『聞き書 岐阜の食事』p172