美濃加茂事典
ツブラジイ(つぶらじい)
 暖帯の常緑広葉樹林を代表する樹木で、加茂郡七宗町を北限としている。5月末、綿帽子をかぶったようにクリーム色の花が一斉に咲く。ツブラジイの実は2年かかって成長し、実は食すことができる。
 ツブラジイは、この付近では森の植物遷移の最終段階に出現する。みのかも文化の森もツブラジイの極相林だったと現存する樹木の様子から推察される。美濃加茂で多く見られる場所は、人の手が入らない鎮守の森である。
【基本図書】『市史/通史編』p24,27,29
【図書資料】№3501『市民のための美濃加茂の歴史』
【植物図鑑】№164,1298,1300,1301,1302,1527,1587,1837,1838,1839,1840,1841,1842, 1843,1844,1845,1846,1847,1849,1850,1881,1882,1883,1884,1885,1886,2863,3175
【展示情報】企画展2011「おどろき はっけん みのかもの自然展」