美濃加茂事典
鮎の甘露煮(あゆのかんろに)
 昭和50年頃までは、市域の木曽川で子どもでも大量の鮎を捕ることができた。持ち帰った鮎は酒、砂糖、しょうゆで甘辛く味付けされて煮、食卓に出された。鮎漁の名人は、春の夜、鮎が川を上がって来るのが匂いでわかったといわれている。
【基本図書】『市史/民俗編』p309,330
【図書資料】№850『美濃生活絵巻』(中)p109~112,114 、№14243『川合で育って八十年』p4~7