美濃加茂事典
ワラジ(草鞋)(わらじ)
 ワラで編んだ履き物。足をのせる台はかかとまで覆うことができ、緒・チ・カエシをもっている。足を固定できるため、旅や労働のときに履かれた。このため悪疫を防ぐ塞の神(さいのかみ)や旅の守神である道祖神、子の権現、寺の門番である仁王様に奉納された。
【基本図書】『市史/民俗編』p183
【図書資料】№850『美濃生活絵巻』(中)p49
【民俗資料】ワラジ №8№443№3004№3005№3700、№4275
【データベース】「昔のくらしの道具」着る ワラジ(草鞋)