美濃加茂事典
渡辺栄一(わたなべえいいち)
 美濃加茂市太田町(現在の太田本町)生まれの政治家(1918~1997)。1947(昭和22)年から太田町町長を2期7年務める。美濃加茂市発足後、1949年4月25日行われた最初の市長選挙において無投票で当選し初代市長となる。のち2期(1958年4月~)、3期(1962年4月~)と務める。3期目の途中、衆議院議員に転出のため辞任する(1963年10月)。11月21日実施の総選挙に自由民主党公認で立候補しトップ当選を果たす。以後連続10期(29年7か月)国政の場で活躍。1979(昭和54)年に建設大臣就任、以後衆議院建設常任委員長など多くの要職を歴任する。1990年、勲一等旭日大授章。1994年、美濃加茂市名誉市民第3号に推挙される(広報みのかも№540号)。
【基本図書】『市史/通史編』p1052,1058,1064
【図書資料】№724『美濃加茂明治百年史』p92,97,113、№3501『市民のための美濃加茂の歴史』p91、№4397『太田町勢要覧』、№14721『写真で見る美濃加茂市五〇年』p4,12,13,44,47