美濃加茂事典
高山線(たかやません)
1918(大正7)年3月、国会で高山線(岐阜~高山)、飛越線(高山~富山)の鉄道敷設法案が可決され、1919(大正8)年5月に着工、翌9年11月12日に各務原駅まで開通する。1921(大正10)年11月12日に美濃太田まで開通し美濃太田駅が開業する。1922(大正11)年11月26日に下麻生までに開通するとともに古井駅が開業する。その後順次工事が進められ、1934(昭和9)年10月、着工以来15年を要して高山まで全通した。岐阜・美濃太田間は上り下り11本の列車が走った。1969(昭和44)年を最後に蒸気機関車は姿を消しディーゼル化された。旅客輸送のスピードアップを図るため1952(昭和27)年に準急行「のりくら」が名古屋・高山間で始まり、1968(昭和43)年にそれまで急行であった「ひだ」が特急となった。