美濃加茂事典
今泉村(いまいずみむら)
 加茂野台地上にあり、津保川流域。言い伝えによれば、泉田の字名のある場所の泉より酒が湧き出したことによるという。江戸から明治30年までの村名。明治30年からは加茂野村の大字となる。江戸時代、はじめ旗本・西尾氏の所領であったが、元和5(1619)年から多くが尾張藩領となった。「正保郷帳」によると、幕府領438石、西尾領189石弱であった。
【基本図書】『市史/通史編』p315,318,319,335,678 、『市史/民俗編』p17,18,27,28