美濃加茂事典
古井実科女学校(こびじっかじょがっこう)
 1923(大正12)年3月、古井小学校の裁縫室ほか一教室を仮校舎にあてて開校した加茂郡古井町立の女学校。中等女子教育機関の必要性から設けられた。初代校長は加茂農林学校(加茂農林高校の前身)教頭の富田秀吉。生徒数は本科、別科、専攻科合わせて80余名であった。その後昭和10年4月、加茂農林学校に合併され、同校女子部となった。昭和16年、修業年限が3年から4年に延長された。
【基本図書】『市史/通史編』p955
【図書資料】№708『大古井』p50~52、№724『美濃加茂明治百年史』p56、№1311写真集 明治大正昭和美濃加茂』p102、№3501『市民のための美濃加茂の歴史』p69,70