美濃加茂事典
島村瀧太郎(抱月)(しまむらたきたろう(ほうげつ))
 評論家、小説家、劇作家(1871~1918)年。島根県出身。東京専門学校(現早稲田大学)卒。早稲田大学教授。卒業論文が坪内逍遙に激賞され、『早稻田文學』に掲載。前期文芸協会の活動では『早稻田文學』を復刊し、自然主義の牙城となった。後期文芸協会では逍遙の片腕として、翻訳・演出した「人形の家」などの作品を発表して活躍。その後、文芸協会を退会し、「芸術座」を創立。
【図書資料】№1491『坪内逍遙事典』p172