美濃加茂事典
坪内士行(つぼうちしこう)
 劇作家、舞踊評論家、教育者。1887(明治20)~1986(昭和61)年。愛知県出身。坪内逍遙の兄・坪内義衛の次男。1893(明治26)年、逍遙の養子として上京。逍遙のもとで、舞踊などを習得。早稲田大学卒。ハーバード大学留学。1919(大正8)年、養家を去り、宝塚の女優雲井浪子(くもいなみこ)(本名・操(みさお))と結婚。逍遙は結婚の祝福を述べ、上京した際は新婚旅行などの話をするように手紙をしたためている。逍遙公園にある逍遙顕彰碑の碑文を飯塚友一郎河竹繁俊らと共に作成した。
【図書資料】№1491『坪内逍遙事典』p244、 №17247『情熱の人 坪内逍遙』
【展示情報】企画展2004「情熱の人 坪内逍遙」