美濃加茂事典
のりづきとしお(のりづきとしお)
 1952(昭和27)年、名古屋市生まれ。愛知と岐阜を中心として水彩画の制作と発表を続ける。水彩絵の具、黒色ボールペン、黒色鉛筆などの気軽に持ち歩ける画材を使い、「みず画紀行」と名付けて家々や路地、工場、街道、山並み、人の暮らしの中に在る何気ない風景を大胆に切り取り、余白を生かし素早い筆致で次々と描き留める。可児市の鳩吹山の絵はライフワークとなっている。名古屋市、春日井市、可児市、美濃加茂市に教室を持つ。2009年には当館で定期講座「画家にならないための水彩教室」を開講した。当館の収蔵品の「鳩吹山遠望」はみのかも文化の森の敷地内から鳩吹山を眺めた風景画。2016年2~3月に当館で開催した企画展では、この作品を含め111点を展示した。
【作家情報】のりづきとしお
【美術工芸作品】№914《鳩吹山遠望》
【展示情報】企画展2015「のりづきとしお展」