美濃加茂事典
賑済寺(しんさいじ)
 山之上・中之番、鬼飛山の中腹にある寺院。曹洞宗。もとは真言宗の神護寺があったところである。本尊は虚空蔵菩薩。臨済宗中興の祖・白隠禅師が正徳5(1715)年から1年9か月の間、修行した旧跡であり、寺院裏手に白隠が座禅したといわれる「座禅石」は市の指定史跡となっている。
【基本図書】『市史/通史編』p570 『市史/民俗編』p398,399
【図書資料】№462『岐阜県の地名』 、№3501『市民のための美濃加茂の歴史』p97,106