美濃加茂事典
エノキ(えのき)
 木曽川などの河川沿いに多く生育するニレ科の樹木で大木になる。江戸時代、中山道など、街道の一里塚の木として植栽されることもあった。中山道会館にあるのエノキにはヤドリギが多く寄生し、冬になるとその実を求め、キレンジャクやヒレンジャクが飛来する。蜂屋地区のエノキにはオオムラサキが産卵する。国蝶オオムラサキの食草でもある。
【基本図書】『市史/通史編』p32,33
【図書資料】№3501『市民のための美濃加茂の歴史』、№18910『みのかもの野鳥(みのかもふるさとファイル№13)』
【植物図鑑】№171,2926,3105,3159,4138,4436