美濃加茂事典
センダン(せんだん)
 西日本を中心に海岸沿いの暖地に多く自生している。本来、この地方には自生していなかったが、街路樹や公園などにも植えられ分布を広げている。落葉高木、葉は互生で奇数2~3回羽状複葉である。初夏には薄紫色の小さな花を多数つけ、秋には黄褐色に熟した果実がつき、果実は葉が落ちた後も長く枝に残っている。果実の中の白い核は6つの稜のある特徴的な形をしている。市内の荒れ地で見ることができる。
【植物図鑑】№453