美濃加茂事典
ニワウルシ(にわうるし)
 別名シンジュ。明治時代に日本に渡来したとされ、近年は野生化している。落葉高木、葉は互生で奇数羽状複葉である。6月頃に緑白色の小さな花を多数つける。タネは薄い翼のほぼ中心に種子があり、端が少しねじれている。上下にくるくる回転し、水平方向にも孤を描く様にゆっくり落下するタネの動きは特徴的である。木曽川の河川敷などでよく見られる。