美濃加茂事典
大北利根子(おおきたとねこ)
 1950年、兵庫県生まれ。1974年、女子美術大学芸術学部絵画科卒業。 1995年に第8回美濃加茂彫刻シンポジウムに参加、このとき制作された作品《離れた円盤―2》 は、現在、美濃加茂市東図書館前に設置されている。風船などを型にして、グラスファイバー(強化プラスチック)を素材に用いた作品は不思議な透明感を持ち、柔らかな空気感をたたえる。球体、展示空間全体を表現とする、インスタレーションを中心として発表を展開している。 2001年8月~9月には、美濃加茂市民ミュージアムで「大北利根子展」を開催、滞在制作期間中に美濃太田駅で譲ってもらったという時刻表を素材とした球体の作品《時刻表》を制作した。
【作家情報】大北利根子
【図書資料】№7796『MINOKAMO SCULPTURE SYMPOSIUM 1993-1995』
【美術工芸作品】№111《作品》、№492《作品》、№493《離れた円盤》、№494《作品》、№495 《作品》、№496《作品》、№497《作品》
【展示情報】2001企画展「「野外彫刻とその制作」写真展」、2001企画展「大北利根子展」、2006収蔵品展「新収蔵品展-大北利根子-」