美濃加茂事典
糸枠(いとわく)
 繭から取ったりした糸を巻きつけるもの。単に枠(ワク)ともいう。用途によって大きさに大小がある。イトワクを見比べてみると、面の削り取り方・加工法などに作者の個性が現れていて興味深いものがある。
【基本図書】『市史/民俗編』p190
【図書資料】№835『美濃生活絵巻』(上)p54、№852『美濃生活絵巻』(下)p19
【民俗資料】繭のカセクリキの小枠№37、ワク№266№281№442№921、枠№964、カセクリの枠 №2919
【データベース】「昔のくらしの道具」養蚕 イトワク(糸枠)