美濃加茂事典
カセクリ(かせくり)
 ザクリキなどで小枠に巻き取った生糸は、糸の運搬・染色・保管・売買などがしやすいよう、カセクリを用いて周囲1.5mほどの大きな枠に巻き返し、取り外して束にした。 束にする糸は、縄をひねりあげて糸で巻いた。 これをカセという。

【基本図書】『市史/民俗編』p194
【図書資料】『美濃生活絵巻』(下)p18~21
【民俗資料】カセクリ№6、繭のカセクリキの小枠№37 、カセクリ№435№1032、かせくり№1144、カセクリ器№1750、カセクリ№1853№1934、カセクリ台№2054№2073№2074 、カセクリ台 №2538№2595№2840
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