美濃加茂事典
ダルマ(だるま)
 ダルマは大繭やくず繭から糸を取り出す道具で、細かい糸まで取り出すことができた。 こんろ、なべ、なべうけなどが一体になった構造で、腰をかけながら作業することが可能であった。 両手が使えたので、糸を引く作業も効率的であった。
【基本図書】『市史/民俗編』p190
【図書資料】№852『美濃生活絵巻』(下)p23
【民俗資料】ダルマ一式№2975、ダルマのフタ№3389、ダルマの鍋№3887
【データベース】「昔のくらしの道具」はた織 ダルマ 、美濃加茂市の文化財 指定文化財一覧 「高橋余一画生活絵巻」十三巻