美濃加茂事典
白炭(しろずみ)
 炭は通常2種類に分類される。白炭は堅く、黒炭はもろい。白炭は火入れ後翌日できるのに対し、黒炭は数日かかる。山の斜面に石で組んだ窯をつくり、いったん炭づくりをはじめると毎日作業を行なった。白炭は炭火が長持ちするため、高級炭として珍重された。
【基本図書】『市史/民俗編』p205~210
【図書資料】№2773『美濃加茂市文化財集録』第1集 齊藤基生ほか「廿屋(つづや)の白炭窯」
【データベース】「昔のくらしの道具」その他 シロスミ(白炭)