美濃加茂事典
渡辺浩(わたなべひろし)

 加茂郡古井村(現美濃加茂市古井町)生まれの日本画家(1916~1992)。1935年頃から日本画家・長谷川朝風のもとで指導を受ける。1965年頃から飛騨高山を中心に絵筆をとり、1968年、「玄関」で院展初入選、以後11回入選する。飛騨の何気ない日常的な風景を簡素な構図と清澄な色彩で見事に描写した。1971年、日本美術院院友に推挙。日本画家・羽石光志に指導を受けるようになる。1991年、「渡辺浩展」(美濃加茂市中央公民館)。元美濃加茂市美術展審査員。

【作家情報】渡辺浩
【美術工芸作品】№1《白夢》、№2《飛騨の冬》、№3《玄関》、№4《居間》、№5《皐月の頃》、№6《炉》、№7《水屋》、№8《茶房》、№9《飛騨の里(犬)》、№10《飛騨の里(雀)》、№101《屋根裏》、№163《干柿》、№408《鮎》、№566《晨(飛騨高山)小下絵》、№567《水屋 小下絵》、№568《白夢 小下絵》、№569《晨(飛騨の冬)》