美濃加茂事典
ナガサキアゲハ(ながさきあげは)
 大型のアゲハチョウ科の仲間である。日中高い場所を緩やかに飛び、クサギなど植物の花の蜜を吸う。幼虫の食草は、ナツミカンやユズなどの栽培種のミカン類である。かつては九州や四国などが分布の中心であったが、食草となる栽培種のミカン類の分布の北上により、ナガサキアゲハの分布も北上、拡大している。