美濃加茂事典
ヤハズエンドウ(やはずえんどう)
 道端や畑、野原など、日当たりの良いところでふつうに見られる多年草。3月から6月にかけ赤紫色の花をつける。種子の入っているサヤは、若い頃はサヤエンドウのような姿で、種子が熟してくると膨らんで黒くなる。サヤが乾燥すると、ねじれるように2つに割れて中の種子が遠くに飛ばされる仕組みになっている。若いサヤを割り開いて口にくわえて、ピーピー、ブーブーと鳴らして遊んだことのある人も多いのでは。別名はカラスノエンドウ。
【基本図書】『市史/通史編』p31
【図書情報】№21338『みのかも文化の森 植物ガイドブック 春の1』