美濃加茂事典
瓦屋の道具(かわらやのどうぐ)
 江戸時代から瓦葺きの家屋が登場するが、この地域の家屋は、戦前まで藁や麦カラを使った茅葺きが主流だったが、戦後、瓦屋根が徐々に普及した。瓦で葺いた家を瓦家(カワラヤ)、また瓦を作る職人のことを瓦屋(カワラヤ)といった。瓦の材料であるカワラツチは、購入あるいは近くの山から掘ってきた。瓦を葺く職人のことは、ヤネフキと呼んだ。
【基本図書】『市史/民俗編』p59~61
【図書資料】№835『美濃生活絵巻』(上) 
【民俗資料】№246(瓦製造用型枠)、№247(瓦製造用たたき)
【データベース】「図鑑的昭和生活」家造り 2054.瓦造り2197.瓦造り ケンウチ(二)2399.瓦作り(五)