美濃加茂事典
岡本一平(おかもといっぺい)
1886年6月11日、北海道函館区汐見町に生まれる。 1910(明治43)年、東京美術学校(現東京芸術大学)洋画科を卒業後、東京朝日新聞社入社。文章を添えた漫画「漫画漫文」を手がけ、一世を風靡する。 1921(大正10)年には日本初の漫画団体である「東京漫画会」を組織し、同人と東海道五十三次漫画旅行に出発『東海道五十三次漫画絵巻』を制作する。 1929(昭和4)年、東京朝日新聞に「新水や空」連載。 1945(昭和20)年、浜松から岐阜県加茂郡西白川村(現白川町)に疎開、翌年加茂郡古井町(現美濃加茂市)の岸東八郎宅に転居。この地域において、新しい短詩型の文芸で、俳句の風雅と川柳の穿ちとユーモアを取り入れた17音字の句「漫俳」を提唱した。また、詩人の長尾和男や新聞記者もしていた渡辺和郎、『若葉文藝』など雑誌社の出版経営に携わった長谷川史郎などが中心となり展開していた、この地域の文芸運動にも関係していた。 1948年10月11日、古井町で死去。晩年を過ごした住居は「糸遊庵」と呼ばれ、一平亡き後しばらくしてから解体されたが、その一部を使用した家屋が市内に建てられていた。美濃加茂市では所有者より家屋の寄贈を受け、当時を知る人の話や使用されていた部材の状況を参考にして糸遊庵の一部を中山道会館の敷地内に再現している。
【作家情報】岡本一平
【図書資料】№1296『一平全集 第一巻』、№1297『一平全集 第二巻』、№1298『一平全集 第三巻』、№1299『一平全集 第四巻』、№1300『一平全集 第五巻』、№1301『一平全集 第六巻』、№1302『一平全集 第七巻』、№1303『一平全集 第八巻』、№1304『一平全集 第九巻』、№1305『一平全集 第十巻』、№1306『一平全集 第十一巻』、№1307『一平全集 第十二巻』、№1308『一平全集 第十三巻』、№1309『一平全集 第十四巻』、№1310『一平全集 第十五巻』、№1911『漫俳のてびき』、№2698『一平漫俳句集』、№3447『一平かの子-心に生きる凄い父母-』、№3475『岡本一平 漫画漫文集』、№3551『一平漫俳句集』、№4052『岡本一平とその弟子たち』、№4211『岡本一平展(没後50年現代マンガのパイオニア)』、№5870『漫俳雑誌 漫風』、№5953『岡本一平漫俳句集』、№5955『一平全集 第7巻』、№6307『母の手紙 母かの子・父一平への追想』、№6594『現代マンガのパイオニア 没後50年 岡本一平展』、№8714『岐阜の一平と漫俳』、№19092『岐阜の岡本一平 聖家族からの解放』、№19093『岐阜の岡本一平 聖家族からの解放』、No.21216「美濃加茂市民ミュージアム紀要 第11集 2012」p1-11、No.22093「世態人情を描く 岡本一平展 <美濃加茂市・早稲田大学文化交流事業共催展>」、No.24411「渡辺和郎の地方文芸活動について」『美濃加茂市民ミュージアム 紀要 第15集 2016」p3-4、No.31009「資料紹介 渡辺和郎文芸関係資料」『美濃加茂市民ミュージアム 紀要 第22集 2023」p75-80、No.29028「墨伝う思い―書を通して知る文人 坪内逍遙」『美濃加茂市民ミュージアム紀要 第20集(2021)』、No.23149「「地方」文化のつくりびと -詩人 長尾和男と若葉文芸」p15-17
【図書資料】№1296『一平全集 第一巻』、№1297『一平全集 第二巻』、№1298『一平全集 第三巻』、№1299『一平全集 第四巻』、№1300『一平全集 第五巻』、№1301『一平全集 第六巻』、№1302『一平全集 第七巻』、№1303『一平全集 第八巻』、№1304『一平全集 第九巻』、№1305『一平全集 第十巻』、№1306『一平全集 第十一巻』、№1307『一平全集 第十二巻』、№1308『一平全集 第十三巻』、№1309『一平全集 第十四巻』、№1310『一平全集 第十五巻』、№1911『漫俳のてびき』、№2698『一平漫俳句集』、№3447『一平かの子-心に生きる凄い父母-』、№3475『岡本一平 漫画漫文集』、№3551『一平漫俳句集』、№4052『岡本一平とその弟子たち』、№4211『岡本一平展(没後50年現代マンガのパイオニア)』、№5870『漫俳雑誌 漫風』、№5953『岡本一平漫俳句集』、№5955『一平全集 第7巻』、№6307『母の手紙 母かの子・父一平への追想』、№6594『現代マンガのパイオニア 没後50年 岡本一平展』、№8714『岐阜の一平と漫俳』、№19092『岐阜の岡本一平 聖家族からの解放』、№19093『岐阜の岡本一平 聖家族からの解放』、No.21216「美濃加茂市民ミュージアム紀要 第11集 2012」p1-11、No.22093「世態人情を描く 岡本一平展 <美濃加茂市・早稲田大学文化交流事業共催展>」、No.24411「渡辺和郎の地方文芸活動について」『美濃加茂市民ミュージアム 紀要 第15集 2016」p3-4、No.31009「資料紹介 渡辺和郎文芸関係資料」『美濃加茂市民ミュージアム 紀要 第22集 2023」p75-80、No.29028「墨伝う思い―書を通して知る文人 坪内逍遙」『美濃加茂市民ミュージアム紀要 第20集(2021)』、No.23149「「地方」文化のつくりびと -詩人 長尾和男と若葉文芸」p15-17
【歴史資料】№8172「岡本一平自筆画(イラスト)」、№8173「岡本一平自筆画(イラスト)」、№8174「岡本一平自筆句集原稿」、№9492「写真(岡本一平 肖像写真)」、№9494「岡本一平を焼く」、№9495「岡本一平三十年祭 パンフレット」、№9497「「寿タイムス」(特集 岡本一平先生追悼)」、№9498「広報しらかわ」(特集岡本一平没後50年 漫俳よ永久に!)」、№9499「岡本一平」、№11944「かの子撩乱」、№11945「美文会報 №11「岡本一平」、№11946「晩年を岐阜で終わった岡本一平」、№11956「漫風 第六号」、№11957「漫風 第八集」、№11958「漫風 第十四集」
【美術工芸作品】№36《七福神》、№37《あたたか》、№38《蓬莱》、№39《無題》、№132《東海道五十三次漫画絵巻(上)》、№422《漫画すご六》、№481《水郷の祭》、№488《満鉄松岡総裁》、№490《閑》、№421《白隠画賛》、№576《滝》、№577《麦畠雲雀》、№578《恵比寿》、№579《大黒》、№580《田園殷賑》、№581《登鯉》、№582《筍》、№583《初夏の沼》、№584《菜の花》、№585《海老》、№586《カフヱとモダン》、№587《縁日》、№588《十六羅漢図》、№597《布袋》、№598《万歳》、№599《神仙柳下》、№600《寒山拾得之図》、№601《兎と亀 協力の図》、№602《再会の悦び》、No.888《漫俳「たずぬれば」》、No.1352《淀君 中村歌右衛門》、No.1353《楠正成 市川左團次》、No.1501《松に鶴の図》、No.1502《布袋の図》、No.1503《咲いた梅》、No.1504《別府温泉》、No.1505《日田鵜飼ノ図》、No.1506《小春日》、No.1507《山水幸福》、No.1510《山村麗日》、No.1511《漱石先生》、No.1724《政界名士の漫画》、No.1725《初しぐれ》、No.1960《似顔絵》、No.1961《似顔絵》、No.1974《猫時代の漱石先生》、No.1975《花盗人》、No.1976《参禅前》、No.1977《九條武子夫人》、No.1978《肉筆五傑扇子》、No.1979《弥次喜多》、No.1980《達磨》、No.1981《喜雨》
【美術工芸作品】№36《七福神》、№37《あたたか》、№38《蓬莱》、№39《無題》、№132《東海道五十三次漫画絵巻(上)》、№422《漫画すご六》、№481《水郷の祭》、№488《満鉄松岡総裁》、№490《閑》、№421《白隠画賛》、№576《滝》、№577《麦畠雲雀》、№578《恵比寿》、№579《大黒》、№580《田園殷賑》、№581《登鯉》、№582《筍》、№583《初夏の沼》、№584《菜の花》、№585《海老》、№586《カフヱとモダン》、№587《縁日》、№588《十六羅漢図》、№597《布袋》、№598《万歳》、№599《神仙柳下》、№600《寒山拾得之図》、№601《兎と亀 協力の図》、№602《再会の悦び》、No.888《漫俳「たずぬれば」》、No.1352《淀君 中村歌右衛門》、No.1353《楠正成 市川左團次》、No.1501《松に鶴の図》、No.1502《布袋の図》、No.1503《咲いた梅》、No.1504《別府温泉》、No.1505《日田鵜飼ノ図》、No.1506《小春日》、No.1507《山水幸福》、No.1510《山村麗日》、No.1511《漱石先生》、No.1724《政界名士の漫画》、No.1725《初しぐれ》、No.1960《似顔絵》、No.1961《似顔絵》、No.1974《猫時代の漱石先生》、No.1975《花盗人》、No.1976《参禅前》、No.1977《九條武子夫人》、No.1978《肉筆五傑扇子》、No.1979《弥次喜多》、No.1980《達磨》、No.1981《喜雨》