美濃加茂事典
算盤(そろばん)
 明治期の算盤は、梁の上に2珠、梁の下に5珠を配した。長く使ったそろばんには、黒光りしている様や、一、十、百の位を刻みをいれているものなど、年季が感じられる。商売道具として欠かせないものであり、子どもは「読み書きそろばん」と、かつては寺子屋の手習い事として計算を習得した。計算機が普及するとやがて衰退した。
【民俗資料】№4284№4378№5188№5190