美濃加茂事典
くけ台(くけだい)
 裁縫の時に縫目がたるまないように、布を引っ張るもの。折りたたむものや差し込むものがあり、L字型にして、台板に座布団を置き、自らが座り固定する。棹の先端が針山なことから「針ぼうず」とも呼ぶ。棹に布を挟む金具がついており、布を挟んで左手で布を貼り絎けていく。裁縫道具の入った針箱に付属している形態のものもある。
【基本図書】『市史/民俗編』p72~75
【図書資料】№852 『美濃生活絵巻』(下)p63 
【民俗資料】№1865№3662№4270№4515
【データベース】「図鑑的昭和生活」家内作業 0030.針しごと0035.ぬいもの2682.ひおもでぬひしごと(一) 、「美濃加茂市の文化財」指定文化財一覧  「高橋余一画生活絵巻」16巻