美濃加茂事典
弁当箱(べんとうばこ)
 弁当箱には、めんぱとよばれる曲物やアルミ製などがあった。めんぱは百姓仕事や山仕事のときに、1人前の飯を詰めたもの。ご飯はしゃもじで押して入らなくなるまで、いっぱいに詰めた。学校給食が始まる前は、小中学生は学校へ弁当を持っていった。冬はストーブに弁当箱を置いて温めた。弁当箱の底におこげができるよい箇所は、早く学校へ行くと場所取りができたという。
【民俗資料】№681№1516№3067№3068№3180№4125