美濃加茂事典
十二社神社獅子芝居(じゅうにしゃじんじゃしししばい)
 山之上西洞にある十二社神社の祭礼において行われている民俗芸能。今から400年ほど前の慶長年間に神社がここに移され神楽舞と稚児の舞が奉納したのを起源とし、江戸時代中期から獅子芝居がこれに加わるようになったと伝えられる。獅子を主役とした素朴な芝居は昔ながらの風情を残し、美濃加茂市指定無形民俗文化財に指定されているが、後継者不足などからここ数年衰亡の危機にある。
【基本図書】『市史/通史編』p600、『市史/民俗編』p356
【図書資料】№3501『市民のための美濃加茂の歴史』p58,106、№6564『岐阜県の民俗芸能 岐阜県民俗芸能緊急調査報告書』、№26105『まちのいいものよいところ 山之上展』
【データベース】美濃加茂市の文化財 指定文化財一覧 「山之上の獅子芝居
【展示情報】企画展2017「まちのいいものよいところ 山之上展」