美濃加茂事典
岡本太郎(おかもとたろう)
 近代漫画のパイオニアである岡本一平、歌人・小説家の岡本かの子の長男として1911年に神奈川県橘樹郡高津村(現川崎市高津区二子)に生まれる。 1929年、東京美術学校(現東京芸術大学)に入学、半年後中退し翌年パリにアトリエを構える。ピカソの作品に衝撃を受けて抽象芸術を志し、非具象芸術グループ「アプストラクシオン・クレアシオン」に参加(37年脱会)。パリ大学で、哲学、民族学を学ぶ。1946年、父・一平の疎開先である岐阜県加茂郡西白川村を訪ねる。1948年に父・一平が死去、太郎は一平の亡き姿をスケッチしている。 1948年花田清輝らと「夜の会」を結成。日本万国博覧会のテーマ展示プロデユーサーに就任、70年に「太陽の塔」を含むテーマ館が完成。1970~80年代はテレビに多数出演。 1991年所蔵するほぼ全作品を川崎市に寄贈。1996年没。
【作家情報】岡本太郎
【図書資料】№6306『岡本太郎に乾杯』、№6392『岡本太郎 歓喜』、№6394『多面体・岡本太郎 -哄笑するダイナミズム- 開館記念展』、№6570『岡本太郎の世界』、№6633『クォータリーかわさき 岡本太郎 絶体の生命感』、№6774『あいしてる 岡本太郎の絵本』、№7413『岡本太郎の世界』、№8168『岡本太郎が、いる』、№8169『芸術は爆発だ! 岡本太郎痛快語録』、№8170『太陽の人・岡本太郎 芸術、人生、かの子・一平との親子関係』、№8171『岡本太郎宣言』、№8172『岡本太郎 -芸術は爆発か-』、№8173『ユリイカ 10 特集 岡本太郎」、№8175『岡本太郎の本 1 呪術誕生』、№8176『岡本太郎の本 2 日本の伝統』、№8177『岡本太郎の本 3 神秘日本』、№8178『岡本太郎の本 4 わが世界美術史 美の呪力』、№8179『岡本太郎の本 5 宇宙を翔ぶ眼』、№8364『岡本太郎 挑む/夢と誓い<抄> 人間の記録 77』、№8365『岡本太郎 朝日美術館 現代の洋画日本編 2』、№8394『赤い兎 岡本太郎頌』、№8715『岡本太郎・EXPO'70太陽の塔からのメッセージ」展」、№8752『岡本太郎 挑む/夢と誓い[抄]』、№8757『アラーキーのTARO愛 岡本太郎への旅』、№8809『川崎生まれの鬼才 岡本太郎展 図録』、№9510『体感美術館 川崎市岡本太郎美術館の展示空間』、№13807『川崎市岡本太郎美術館年報 平成14年度』、№13808『太郎賞 第7回岡本太郎記念芸術大賞展』、№14877『黒い太陽と赤いカニ -岡本太郎の日本-』、№14879『岡本太郎と横尾忠則 -モダンと反モダンの逆説-』、№14891『多面体・岡本太郎 -哄笑するダイナミズム- <開館記念展>』、№14893『万歳七唱 -岡本太郎の鬼子たち-』、№14993『太郎神話 -岡本太郎という宇宙をめぐって-』、№15801『太陽の人・岡本太郎 -芸術、人生、かの子・一平との親子関係-』、№16045『川崎市岡本太郎美術館所蔵作品集 TARO -THE WORKS OF TARO OKAMOTO-』、№17784『北大路魯山人と岡本太郎展 -芸術家の出会いと挑戦-』、№18849『世田谷時代 1946-1954の岡本太郎 -戦後復興期の再出発と同時代人たちとの交流(1)-』、№18850『世田谷時代 1946-1954の岡本太郎 -戦後復興期の再出発と同時代人たちとの交流(2)-』、№20018『対談集 岡本太郎 発言!』
【美術工芸作品】№351《坐ることを拒否する椅子》
【展示情報】企画展2000「親子の対話 岡本一平・岡本太郎展」