美濃加茂事典
絹本著色涅槃図(けんぽんちゃくしょくねはんず)
 瑞林寺に残る室町後期の仏画。118㎝×75㎝。1974年に岐阜県重要文化財に指定された。仏涅槃図(ねはんず)は、釈迦の最後の様子を描いたもので、涅槃会という儀式に用いられた。釈迦は右手を枕として宝台上に横たわり、沙羅双樹(さらそうじゅ)は高く茂り、右には釈迦の母である摩耶夫人(まやぶにん)一行が描かれる。周囲には多数の菩薩や俗形などが参集して釈迦の入滅を悲しみ、象、獅子、水牛、トラなど多数の動物も悲しみの態度で描写される。仏涅槃図は鎌倉時代以降、広く流布した。
【基本図書】『市史/通史編』p301
【図書情報】№333『瑞林寺史』p131,132、No.27140『瑞林寺五百年のはるかな旅展」p11
【展示情報】企画展2019「瑞林寺500年のはるかな旅展」