美濃加茂事典
元禄蜂屋俳人之碑(げんろくはちやはいじんのひ)
 瑞林寺の境内に立つ江戸・元禄時代の蜂屋の俳人・堀部魯九(ほりべろきゅう)とその一門を記念した句碑。表には市橋鐸の書で「蜂屋元禄俳人之碑」と刻まれ、裏には魯九、如朴、似柳、柳夕、眠月、柴雪、朴思、三立らの句が刻まれている。これらの人々は地域の有力者であり魯九の高弟である。魯九が茶磨山(ちゃずりやま)に結んだ孤耕庵(ここうあん)、如朴が住持を務めた梅本寺には高名な俳人が訪れた。
【基本図書】『市史/通史編』p589
【図書資料】№16『美濃加茂市の文学碑』、№326『蜂屋の歴史』、№2671『郷土蕉門の元禄俳人の足跡』、№2844『東美濃蕉門俳句の鑑賞』、№3558『史邦と魯九』、No.27140『瑞林寺五百年のはるかな旅展」p20
【展示情報】企画展2019「瑞林寺500年のはるかな旅展」