美濃加茂事典
中村裕太(なかむらゆうた)
 1983(昭和58)年に生まれる。日本各地から陶片を拾い集め、その土地の文化や風習を読み解く《日本陶片地図》を制作し、「あいちトリエンナーレ2016」をはじめとする国内外の国際展で作品を発表している美術家。2017(平成29)年に名古屋市東山植物園で開催された「タイル植物園|熱帯植物の観察術」では、本草学など日本の博物学の黎明期へとその関心を広げている。2018(平成30)年、美濃加茂市民ミュージアム現代美術レジデンスプログラム「芸術と自然」で、美濃加茂市でのフィールドワークを行い、収蔵資料を用いたインスタレーションや映像の制作に取り組んだ。この成果は当館での企画展として発表した。
【展示情報】企画展2018「中村裕太|日本ラインの石、ギフチョウの道 Japan Rhine Stone, Luehdorfia japonica Line」