美濃加茂事典
東京漫画会(とうきょうまんがかい)
 1915(大正4)年、新聞社の漫画記者たちで結成された日本初の漫画団体。岡本一平を会長格として、池部鈞、近藤浩一路、北沢楽天、下川凹天、宍戸左行、小川治平らが会員となっている。1921(大正10)年には、この会の同人18人が東海道を自動車で旅行し、翌年「東海道五十三次漫画絵巻」を制作した。起点の日本橋、神奈川、静岡、三島を岡本一平が担当した。目にした風景や名物をユーモラスな筆致で描き、短い言葉を添えている。
【図書資料】№4211『岡本一平展 没後50年 現代マンガのパイオニア』
【歴史資料】№18589『東海道漫画紀行』
【美術工芸作品】No.132《東海道五十三次漫画絵巻 上》、№133《東海道五十三次漫画絵巻 下》
【展示情報】企画展2000「親子の対話 岡本一平・岡本太郎展」、特別展2016「岐阜県博物館協会創立50周年記念事業 街道/ネットワーク 道を行く」