美濃加茂事典
太田新田開発(おおたしんでんかいはつ)
 太田宿本陣であった福田太郎八幸周(1834~1878)の主導で進められた太田村西北の台地の新田開発。1869(明治2)年、福田太郎八は自己所有の荒地に武儀郡牧谷の住民を移住させ、開墾を進めていった。のち、他地域からの移住者も受け入れた。1878(明治11)年、福田太郎八は死去するが、この地に移住した松井佐二平や高島庄治郎らの指導の元に開拓は進められた。
【基本図書】『市史/通史編』p459,460、『市史/史料編』p1005,1006、『市史/民俗編』p22,23,349
【図書情報】№325『太田新田開拓史』、№3501『市民のための美濃加茂の歴史』p98、№22321『中山道太田宿に生きた人々の系譜』