美濃加茂事典
レオナルド・ラキータ(れおなるど・らきーた)
 1952(昭和27)年、ルーマニアに生まれる。1975(昭和50)年、ブカレスト芸術大学彫刻科卒業。ユーゴスラビア、イタリア、フランスなどでの彫刻シンポジウムに参加。1990(平成2)年に美濃加茂彫刻シンポジウムに参加し、前平公園の敷地内の池のほとりに敷かれた玉石にステンレス製の丸い板を貼り付けた作品《静寂なる朝の露》を制作した。この年のシンポジウムは、海外から3名の作家を迎えた特別な年であった。1000枚に及ぶ丸いステンレススティールの板は、川石に降りた朝の露を表現している。
【図書資料】№7794『美濃加茂彫刻シンポジウム′90』
【展示情報】企画展2001「「野外彫刻とその制作」写真展」