美濃加茂事典
藁沓(わらぐつ)
 雪の中で、歩行時の防寒のために履く藁でできた沓。わら仕事は、夜なべや冬の農閑期に行った。子どもも親の脇で一緒に「わら打ち」や「縄ない」をし、やり方を覚えた。高学年になると、わら草履が一通り作れるようになった。
【民俗資料】№4691「ワラグツ」