美濃加茂事典
高橋余一画古井生活絵巻(たかはしよいちがこびせいかつえまき)
 髙橋余一(1898~1984)が描いた絵巻。全19巻、長さにして56メートルに及ぶ。1962(昭和37)年頃から周辺の歴史遺産を調査し、古老からの取材を重ねて時代とともに消えゆく明治から昭和にかけての古井町の庶民の暮らしぶりなどを描いた。1993(平成5)年、この地域の歴史、民俗、風習を知る上に極めて貴重な資料として、美濃加茂市指定有形文化財(歴史資料)に指定された。
【基本図書】『市史 民俗編』口絵
【図書資料】 №835『美濃生活絵巻 上』、№850『美濃生活絵巻 中』、№852『美濃生活絵巻 下』№17642『高橋余一「生活絵巻」の成立と社会化』№20257『生活絵巻に見る高橋余一のまなざし よみがえる明治から昭和(美濃加茂ふるさとファイル№9)』No.21955「「生活絵巻」が動き出すとき―関連資料と人の関わりから―」」『美濃加茂市民ミュージアム紀要 第12集 2013』p20-30
【データベース】「美濃加茂市の指定文化財」指定文化財一覧 高橋余一画生活絵巻
【展示情報】企画展2001 「生活絵巻に見る高橋余一のまなざし」展、企画展2012 高橋余一「生活絵巻」展‐暮らしのありかを思い出す‐

No.21955「「生活絵巻」が動き出すとき―関連資料と人の関わりから―」」『美濃加茂市民ミュージアム紀要 第12集 2013』p20-30