美濃加茂事典
満蒙開拓少年義勇軍(まんもうかいたくしょうねんぎゆうぐん)
 1931(昭和6)年の満州事変から敗戦まで、「満州」や内モンゴル地区に満蒙開拓団が国策として送り込まれた。岐阜県では10歳代の青少年が1938(昭和13)年より青少年義勇軍として出征することになり、美濃加茂市域からも多くの青少年が満州へ渡った。1944(昭和19)年、1945両年にはその数が増した。写真はそれを送り出す記念で撮影したもの。太田町北町。名前を書いた幟がはためいている。
【図書資料】№1311『写真集 明治大正昭和美濃加茂』p114