美濃加茂事典
盆踊り(ぼんおどり)
 美濃加茂市内の盆踊りは1949(昭和24)年の夏ごろから、旧町村ごとで始まった。太田町では盆の数日前から町内各地で練習をし、8月23~25日には夜中まで踊られた。1954年からは25日は徹夜踊りだったと言われている。美濃加茂市合併後の1955年、「美濃加茂音頭」と「日本ライン音頭」が作られ、振り付けもされて普及していった。美濃加茂市の盆踊り大会は、1965(昭和40)年からは、会場をそれまでの駅前通りから木曽川河川敷のライン公園に変えて行われた。仮装コンテストなども併せ催すようになった。櫓を組み、まわりに踊りの輪ができた。1973(昭和48)年の夏は天候不順ながら約10万人の人出だった。1974年夏には、民謡「美濃加茂おどり」が新たにつくられて盛んに踊られるようになった。
【基本図書】『市史 通史編』p1112~1114
【図書資料】№14721『写真で見る美濃加茂市五〇年』p24